雨上がりにナンパした結果。これがリアルです
1声目
渋谷駅前で全身ピンク姿のロリ系に声かけ。
「雨無事止んだね。おっ傘持ってるやん。用意周到!」
「…」
一瞬こちらを見たあと、またスマホを弄る。
顔グダ発動か?
「これから待ち合わせ?もしかして初めて会う人かな。マッチングアプリとか?」
「…(首を振る)」
「もう来るの?」
「…」
「まだ時間あるね」
「これから高校の友達と会うんです」
「おー!男?それとも女?」
「どっちでもいいじゃないですか?」
「急に男が現れたらびっくりするやん?」
「…」
そのまま逃げられる。
2声目
渋谷ハチ公近くでゆったり歩いてる子をナンパ。
アイドル系のルックスでかなり可愛い。
「ちょっと雨降ってきたね。もしかして雨女ですか?」
1声かけ目の時と違って笑顔で返される。
愛想がいい。
「待ち合わせっぽい雰囲気醸し出してますけどこれから誰かと会うんですか?」
「はい」
「それはネットで出会った友達とか?」
「そうですね」
「適当に言ったら当たってたwてかアイドルっぽい雰囲気あるね。どっかの業界所属してるの?」
「ライバーやってます(笑)」
「おーまじか。アカウント名は内緒?」
「うーん内緒ですね」
「まじか。俺めっちゃ投げ銭する人だったら勿体なくない?」
「(笑)」
「近々また会いたいなと思って、今度一緒に三つ星レストランに行きませんか?」
「三つ星w 行きません(笑)」
「三つ星はハードル高いからカフェにしようよ」
「私この辺住んでないんですよ。県外です」
「えっどこ?」
「関西ですね」
まさかの旅行で来てることが発覚。
関西でもいいから会いたいと言ったが、断られる。
最後まで笑顔を絶やさない素敵な子ではあった。
7声目
赤いキャリーバッグにマスク姿の女性をナンパ。
「今日涼しいですね」
「…はい」
「デカいバッグなんで、もしかして旅行ですか?」
「そうですね」
「ってことは結構遠いとこから?」
「はい」
「これから誰と会う予定なの?」
「えーと」
「言いづらい?」
「いや小中学校の友達です」
「なるほど。いつまでいるの?」
「友達と会ったらもう…」
「宿取ってないの?」
「友達の家に泊まります」
遠方に加え持ち帰れる見込みが低かったので、放流した。
10声目
白シャツ・黒いミニスカートの子に声かけ。
見た目若いなと思ったら、案の定17歳だった。
「この前渋谷で23時に警察に補導されたんですよ」
「まじで?渋谷って夜に寛容なイメージなのに珍しくない?」
「親に連絡されたの?」
「はい」
「そこまでやるのかw 終電で帰れた?」
「帰れました」
「でも今日は大丈夫だよ。18に見えるから。あまり変わらないかw」
「はい…」
「これから会うの男、女?」
「女友達です」
「この時間からだとご飯だよね」
「そうですね」
「じゃあさ、友達とご飯食べた後、2軒目行きたいなと思ったら俺誘ってよ」
「はい」
「俺渋谷の美味しい店知ってるんで。なんでも聞いてもらえれば」
「そうですね」
「じゃあLINE交換しよ」
「いや」
「ワンチャン会うかも知れないじゃん?」
「ちょっと行ってきていいですか?」
そのまま逃げられる。
女友達と会うと言ってたのに、なぜかイケメンと話し続けていた。
多分僕から逃れたくて、イケメンに助けを求めたのだろう。
こんなことにいちいち落ち込んでたら、ナンパなんて続けてられない。
12声目
Bluetoothイヤホンを身に付けてる子にナンパ。
声かけた瞬間、「あっ」と反応される。
マッチングアプリの待ち合わせ相手と間違えられた。
違う人だと分かった瞬間、無視される。
そのまま話し続けてたところ、1人の男が現れ、速攻逃げた。
14声目
ポニーテールの地下アイドルっぽい子をナンパ。
「アイドルっぽい雰囲気ですね。何かアイドルやられてます?」
「いや全然w 観る方です。私ブスなんで(謙遜)」
「友達と待ち合わせ中?」
「はい、友達遅刻してて」
「遅刻イライラすんなみたいな?」
「いえw 私も遅刻するんで」
「お互い様かw あとどれくらいで来るの?」
「20分…」
「じゃあちょうどカフェ行ける時間だね」
「いや時間ないです…」
「友達と会ったらご飯行く感じ?」
「いや、ライブです」
「これから何かあったっけ。韓流系?」
「いや女性のほう…」
「なんのグループかは内緒?」
「いや内緒じゃないですけど」
「てか俺もアイドル好きなんで気が合いそうですね」
「そうなんですか?何好きなんですか?」
「ジャニーズ好きだったんですけど今は幅広く見てます」
「へーそうなんですね」
「今度アイドルの情報交換したいんでアイドル会しません?」
「えーどうしようかなw 私自分の推してるアイドル以外興味ないです」
「いや全然いいですよ。むしろ教えて欲しいです。ぜひアイドル会…」
「どこでやるんですか?」
「僕カフェに詳しいんでオシャレなカフェにしましょう。てかお酒とカフェどっち派ですか?」
「お酒は飲めないです…」
「じゃあカフェにしよう!」
「うーん私今男の人募集してないんですよね」
「普段男と会ってないの?」
「それもそうですし女友達で満足してます」
「でも毎回女しか会わないのはアレじゃん?たまには男と会いたいでしょ」
「いや思わないです」
「たまには俺と会って、人生のスパイス的なさ」
「いいです」
「じゃあ分かった。俺を男と思わないでいいよ。女子会しよう」
「でも男ですよね?」
「俺女でも何にでもなれるんだわ。特別枠で」
その後LINE打診するも、「私今、男求めてない」「オタクの女友達しか気が合わない」と言われ、あえなく放流。
今日は話してくれる子が多いものの、中々LINE交換や連れ出しに繋がらず。
そもそもハチ公は待ち合わせスポット。
連れ出しには不向きかもしれない。
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